血液内科SENIOR RESIDENT

ご挨拶

当院で専攻医をお考えの先生方、血液内科のページを見ていただいてありがとうございます。当科は日本血液学会の研修認定施設になっていて、専門医を取得することも可能です。日本成人白血病研究グループ(JALSG)をはじめ、複数の臨床研究に参加しています。医療広告上の制限から具体的なことは申し上げられませんが、血液内科では非常に豊富な症例数を経験できます。詳しくは直接お問いあわせいただくか、日本血液学会のホームページなどを参照してください。

さて、血液内科と言うと、医療関係者の方々からは「大変ですね」とよく声をかけられます。しかも症例が豊富な当院と聞けば、家に帰ることもできないほど、大変な研修になることを想像してはいないでしょうか。確かに病気には祝日もありませんし、夜間でも病状が悪くなることもあります。病院によっては時期によって新規の患者さんを制限しているところもあるのでしょう。実際に、年末年始や新人が多くなる春先は、周辺機関からの紹介患者さんが多くなります。当科ではすべてのスタッフが精神的、身体的に負担がかかりすぎないように配慮しています。体力に自信がない先生や、女性医師でも勤務上問題ありませんので安心してください。当科が多くの患者さんを診ていくことができるのには、いくつか理由がありますが、大切にしていることは皆の役割分担を明確にして、助け合っていることです。お互い積極的にコミュニケーションを取って患者さんの状況を把握すること、何でも聞きやすい環境を作ることに重点を置いています。他の科の先生達にも同様で、合併症によって協力を仰ぐことが多いですが、皆一様に患者本位で協力してくれます。

お陰様で、他の科の専攻医でも一定期間(2~3か月希望に応じて)当科での勉強を希望してローテーションしてくれる先生が多くなってきました。また、当院で研修医、専攻医を経験してからその後スタッフとしてのキャリア継続を希望する先生も増えてきました。我々は、なるべく皆さんの希望に合わせて研修を計画していきます。「ペーパードライバーのような専門医になりたくない」、「臨床医として自信をもって診療できるようになりたい」、「将来は研究に進むことも考えているけど、一通りの疾患を経験しておきたい」など、様々な研修理由があると思いますが、少しでも当科での研修をお考えであればぜひお問い合わせください。直接お会いして、説明させていただきます。また、血液疾患の面白さ、多彩さもお伝えしたいと思います。専攻医、血液内科医として一緒に働くことを楽しみにしております。

血液内科部長
玉井 洋太郎

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