血液内科SENIOR RESIDENT

ご挨拶

当院で専攻医をお考えの先生方、血液内科のページを見ていただいてありがとうございます。当科には現在3名の専門医と、2名の専攻医が所属しています。他に他科所属の専攻医、初期研修医も含めた5~7名体制で診療にあたっています。当科は日本血液学会の研修認定施設になっていて、専門医を取得することも可能です。日本成人白血病研究グループ(JALSG)をはじめ、複数の臨床研究に参加しています。医療広告上の制限から具体的なことは申し上げられませんが、血液内科では非常に豊富な症例数を経験できます。詳しくは直接お問いあわせいただくか、日本血液学会のホームページなどを参照してください。

さて、血液内科と言うと、医療関係者の方々からは「大変ですね」とよく声をかけられます。しかも症例が豊富な当院と聞けば、家に帰ることもできないほど、大変な研修になることを想像してはいないでしょうか。確かに病気には祝日もありませんし、夜間でも病状が悪くなることもあります。病院によっては時期によって新規の患者さんを制限しているところもあるのでしょう。実際に、年末年始や新人が多くなる春先は、周辺機関からの紹介患者さんが多くなります。当科ではすべてのスタッフが精神的、身体的に負担がかかりすぎないように配慮しています。体力に自信がない先生や、女性医師でも勤務上問題ありませんので安心してください。当科が多くの患者さんを診ていくことができるのには、いくつか理由がありますが、大切にしていることは皆の役割分担を明確にして、助け合っていることです。お互い積極的にコミュニケーションを取って患者さんの状況を把握すること、何でも聞きやすい環境を作ることに重点を置いています。他の科の先生達にも同様で、合併症によって協力を仰ぐことが多いですが、皆一様に患者本位で協力してくれます。

お陰様で、他の科の専攻医でも一定期間(2~3か月希望に応じて)当科での勉強を希望してローテーションしてくれる先生が多くなってきました。また、当院で研修医、専攻医を経験してからその後スタッフとしてのキャリア継続を希望する先生も増えてきました。我々は、なるべく皆さんの希望に合わせて研修を計画していきます。「ペーパードライバーのような専門医になりたくない」、「臨床医として自信をもって診療できるようになりたい」、「将来は研究に進むことも考えているけど、一通りの疾患を経験しておきたい」など、様々な研修理由があると思いますが、少しでも当科での研修をお考えであればぜひお問い合わせください。直接お会いして、説明させていただきます。また、血液疾患の面白さ、多彩さもお伝えしたいと思います。専攻医、血液内科医として一緒に働くことを楽しみにしております。

血液内科部長
玉井 洋太郎

診療科の特色

血液疾患は決して珍しい疾患群ではなく、また大学病院、専門病院でないと治療が出来ないというわけではありません。高齢化が進む中、総合内科で受けている患者さんの中に多くが紛れ込んでいます。
当院は良性の血液疾患から悪性の疾患までバラエテイーに富んでおり、ほぼすべての一般的な血液疾患をみることができます。また他科との協力体制が良く、診断までが非常にスムースです。
また基本的に診断から治療、そしてターミナルケアまで一貫して行うことを目標としてます。看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、臨床心理士、医療ソーシャルワーカーとの連携も良く非常に働きやすい部署です。

当院では若い研修医にもローテーションをしてもらっています。 本来自分がやりたいことを思い出せたなど、ローテーションで得るものも大きいようです。

血液内科 診療科サイト

診療実績

2017年新規診断

急性骨髄性白血病> 21
急性リンパ性白血病 4
骨髄異形成症候群 26
悪性リンパ腫 54
ホジキンリンパ腫 2
多発性骨髄腫 27
再生不良性貧血 3
自家末梢血幹細胞移植 13例

学会・研究会(2017年)

  1. 石堂博敬、佐藤淑、神戸栄美子、玉井洋太郎、田中江里
    著明な高グロブリン血症と骨融解をきたし多発性骨髄腫を疑われた1例
    (第114回日本内科学会総会・講演会 2017年4月 東京)
  2. 玉井洋太郎
    後天性第Ⅴ凝固因子欠乏症と特発性血小板減少性紫斑病を同時発症した1例
    (第65回日本輸血・細胞治療学会総会 2017年6月 千葉)
  3. 玉井洋太郎
    多発性骨髄腫治療におけるRevised International Staging Systemを用いた後方視的解析
    (第15回日本臨床腫瘍学会学術集会 2017年7月 神戸)
  4. 神戸栄美子
    真菌感染症
    (第79回日本血液学会学術集会 2017年10月 東京)
  5. 佐藤淑、神戸栄美子、玉井洋太郎
    Optimal dose reduction of R-CHOP treatment for elderly patients of DLBCL
    (第79回日本血液学会学術集会 2017年10月 東京)
  6. 小野亮平、佐藤淑、神戸栄美子、玉井洋太郎
    A case of invasive pulmonary aspergillosis spreading to the epidural space in patient with AML/MRC
    (第79回日本血液学会学術集会 2017年10月 東京)
  7. 角田駿、佐藤淑、神戸栄美子、玉井洋太郎、田中江里
    Central nervous system relapse in multiple myeloma
      (第79回日本血液学会学術集会 2017年10月 東京)

招待講演

なし

スタッフ

  • 玉井 洋太郎部長
資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本血液学会 血液専門医・血液指導医
  • 日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
  • 細胞治療認定管理士
  • 造血細胞移植認定医
  • 公益財団法人 骨髄移植推進財団 調整医師
出身大学

聖マリアンナ医科大学

  • 神戸 栄美子医長
資格
  • 医学博士
  • 日本内科学会 認定内科医
  • 日本血液学会 血液専門医
出身大学

山梨医科大学

  • 佐藤 淑医員
資格
  • 日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
  • 日本血液学会 血液専門医
出身大学

兵庫医科大学

  • 岡田 怜シニアレジデント
資格
  • 日本内科学会 認定内科医
出身大学

富山大学

  • 鎌田 渉
資格
  • 日本内科学会 認定内科医
出身大学

獨協医科大学

  • 田中 江里非常勤診療医
資格
  • 日本内科学会 総合内科専門医
  • 日本血液学会 血液専門医

施設認定

  • 日本血液学会認定血液研修施設

研修カリキュラム・1週間のスケジュール

目的

  1. 悪性リンパ腫、白血病、骨髄腫の診断方法、ステージング、予後、治療方法を学ぶ。
  2. 化学療法を行ううえでの副作用の予測と、起きた時の対処を学ぶ。
  3. 白血球減少期のマネージメントを学ぶ。
  4. 末梢血のスライドに親しむ。
  5. マルクを合併症なく行い、その所見を読めるようになる。
  6. 治療期間中の患者の社会的背景、心理状況を把握し、他のスタッフと協力しながら全人的医療を行う。また、それを行うためのチームリーダーとはどのように動くかを学ぶ

1週間のスケジュール

1週間のスケジュール

※1:前日や夜間の入院症例のプレゼンテーション。重症患者のディスカッションをします。
※2:コメディカル参加。治療方針や退院方針について検討します。
※3:血液内科外来初診患者のレビュー
※4:医学論文を読み発表してもらいます。

専攻医からのメッセージ

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