研修プログラム
定員 | 2名(予定) |
---|---|
プログラム内容 | 病理専攻医研修プログラム |
紹介サイト | 徳洲会グループ 病理部会 |
募集要項
選考日 | 随時おこなっています。 |
---|---|
選考方法 | 書類・筆記試験・面接により総合的に判断 |
願書類 |
|
お問合わせ・送付先 | 〒247-8533 神奈川県鎌倉市岡本1370番1 湘南鎌倉総合病院 臨床研修センター 専門研修担当者 宛 電話:0467-46-1717(代) E-mail:kenshu@shonankamakura.or.jp |
ご挨拶
医療における病理医の役割はますます重要になっていますが、わが国の単位医師数当たりの病理医数は欧米に比して極めて少なく、また東京や大阪などの大都市圏に集中する傾向にあります。徳洲会は40数年にわたり地域医療に大きく貢献してきましたが、このスケールメリットを生かし、病理に関しても全国に展開できるシステムを作りました。湘南鎌倉総合病院を基幹病院として、全国の11の連携施設と共同で専攻医の指導にあたります。当グループは電子カルテのコードをグループ全体で統一しており、北海道から沖縄までの病理データを蓄積していることから、病理に集まる豊富な、偏りのない症例を経験することができます。また当グループは長年、へき地研修のノウハウを蓄積しており、例えばへき地研修中の若手医師らと病理医との合同CPCや合同勉強会があり、情報共有を図るなどの魅力があります。専攻医の技能習得状況を正確に把握しながら、適切な症例数を偏りのない内容で提供することが可能です。本プログラムの指導医は優れた教育者です。将来地方で病理専門医として活躍することができるよう、専攻医にとって魅力的で、しかも各専攻医のニーズにあったプログラムを心がけています。そして専攻医が研修の必修項目として規定された「専門医研修手帳」に記された基準を満たすよう知識・技能・態度について十分な経験を積み、病理医としての基礎的な能力を習得することを目的とします。
病理診断部長 手島 伸一
診療科の特色
本プログラムでは、湘南鎌倉総合病院病理診断科を基幹型施設とし、3 年間に同愛記念病院、札幌東徳洲会病院、湘南藤沢徳洲会病院、福岡徳洲会病院の専門研修連携施設1群のいずれかをローテートして病理専門医資格の取得を目指します。各施設には経験豊富な指導医がそろっており、症例数は豊富かつ多彩で、剖検数も十分確保されています。臨床各科とのカンファランスや CPCの場も多くあり、病理医として成長していくための環境は整っています。また、徳洲会系のみでなく、同愛記念病院での研修コースもお勧めします。とくに悪性リンパ腫の病理の研修に適しています。連携施設2群の成田富里徳洲会病院、名古屋徳洲会総合病院、大垣徳洲会病院の研修コースもあります。また短期間に連携施設3群の千葉徳洲会病院、東京西徳洲会病院、八尾徳洲会総合病院、中部徳洲会病院、南部徳洲会病院にでむいて常勤の病理専門医や非常勤の病理指導医の指導をうけるプログラムもあります。徳洲会グループは広域の通信網を有していますが、病理も通信網を最大限に活用し、デジタル遠隔動画診断装置(、バーチャルスライドシステム、テレパソロジー)を用います。基幹施設および連携施設 1 群、2 群、3 群間でのテレパソロジーでの迅速診断やカンファランスにも参加します。本病理専門研修プログラムに是非参加し、知識のみならず技能や態度にも優れたバランス良き病理専門医となり、将来は各自が希望する徳洲会系の病院や地域の病理認定施設で活躍されることを希望します。
病理関連の施設認定
- 日本病理学会 基幹施設
研修プログラム連携施設
同愛記念病院、札幌東徳洲会病院、湘南藤沢徳洲会病院、福岡徳洲会病院、成田富里徳洲会病院、名古屋徳洲会総合病院、大垣徳洲会病院、千葉徳洲会病院 東京西徳洲会病院、八尾徳洲会総合病院、中部徳洲会病院、南部徳洲会病院
診療実績
診療実績 2017/1/1-2017/12/31
病理件数
- 病理組織診断:11,000件
- 迅速診断:120件
- 細胞診:12,000件
- 剖検:31件