研修プログラム

定員 ※10名予定
プログラム内容 湘南鎌倉総合外科専門医研修プログラム
診療科サイト 湘南鎌倉総合病院公式HP 外科
専攻医募集サイト 湘南鎌倉総合病院 外科専攻医募集
研修ローテーション

募集要項

選考日 随時
選考方法 書類・面接により判断
出願書類
  • 専攻医申込書 または 履歴書(書式は任意)
  • 医師免許証(A4サイズに縮小コピーしたもの)
  • 推薦状(書式自由)
  • 厚労省発行:臨床研修修了登録証コピー(卒後3年以上の方)
お問合わせ先 湘南鎌倉総合病院 外科秘書 市田
電話 0467-46-1717(代表)
kenshu@shonankamakura.or.jp

診療科の特色

 当院の外科研修は30年以上の歴史を誇り、「どんな病気もどんな患者さんも決して断らない、諦めない地域医療に貢献する外科医」を輩出してきました。このような姿勢は当医療グループの根幹であり、外科医の矜持でもあります。こちらに加えてAcademicな考察ができる外科医を養成し、Generalができるのは当然で、将来はこちらの領域だけは誰にも負けないというような自負が持てる「Expert surgeon」を目指すプログラムです。
志を高く持った多くの研修医の皆様が、このプログラムに参加し、私たちと共にに誇りを持った「General&Expert surgeon」を目指していくことを期待しています。私たちも全力で皆様の外科医としての成長をサポートしていきたいと考えております。

プログラム統括責任者/外科主任部長  藤井 正一
 

 

 肝胆膵領域の手術は難易度が高く、繊細な手術手技はもちろんのこと、術後管理においも全身管理の知識が要求されます。当院は日本肝胆膵外科学会 高度技能医専門修練施設Aであり、学会認定されたハイボリュームセンターです。皆さんには数多くの膵がんや肝がんの症例を経験していただき、その中で手術手技や術後管理を学んでいただきたいと思っています。

副プログラム統括責任者/肝胆膵外科主任部長   川原 敏靖
 

 

肺癌と縦隔腫瘍に対して、ロボット手術を積極的に行っています!また、浸潤性胸腺腫や局所進行肺癌に対する拡大(開胸)手術も積極的に行います。 大学病院や癌専門病院との共同研究に常時参加しています。学会発表や論文作成も力を入れており、海外の機関から表彰(賞)を受けました。 ぜひ一度見学にいらしてください!

副プログラム統括責任者/呼吸器外科主任部長  深井 隆太
 

 

胃がんや食道がんの外科治療を担当しています。開腹手術からロボット手術まで、最適な外科治療を提供するために日々研鑽を積んでいます。本プログラムの特徴は、各領域のエキスパートである指導医から外科治療を学び、救急疾患の経験も豊富に積める点です。湘南鎌倉総合外科専門医研修プログラムで、あらゆる外科治療に対応できる外科医を目指しましょう!

副プログラム統括責任者/上部消化管外科部長  細田 桂
 

 

当科は乳がんを中心とした疾患の診断や手術、また多岐に渡る薬物治療から緩和医療まで一貫した研修を行います。2023年は171例の原発乳がんの手術を行っており、豊富な症例から乳がん治療を広く学ぶことができます。当院は乳腺外科専門医の認定施設であり、外科専門医取得後に継続して乳腺外科専門医も取得可能です。 日本では乳がんの専門医はまだまだ不足しています。若い先生が一緒に私たちのチームに加わってくれることを期待しています!

副プログラム統括責任者/乳腺外科部長  神保 健二郎
 

 

2024年4月より救急総合外科を立ち上げました。重症外傷や緊急手術に特化したチームとして、地域医療に貢献し、若い世代の外科医に対するACS教育にも力を入れています。救急医と外科専門医の取得(ダブルボード)を目指す専攻医を対象としたダブルボード専用の外科領域専門研修カリキュラムも整備し、救急医、外科医の育成も行っています。

副プログラム統括責任者/外科部長  村田 宇謙
 

 

手術件数(2024年)

専攻医インタビュー

分部 茉奈(東京女子医科大学卒)初期臨床研修:湘南鎌倉総合病院



Q1)昨今、外科医不足が深刻化していると言われています。 その中で、どうして外科医を選択したのでしょうか。

学生の頃から漠然と外科系の診療科に進みたいなと考えていました。外科・産婦人科・救急科で最後まで悩みましたが、手術をしている時が1番楽しかったこと、老若男女と接することができることから外科の道を志しました。外科医として過ごす日々は毎日楽しくてとても充実しています。

Q2)湘南鎌倉総合病院の研修は厳しい…と言われていますが、それでも当院を選んだ決め手を教えてください。

忙しいけどその分たくさん経験が積めるハイパーな病院で研修したい、医師としてまず最初は救急診療をしっかり行えるようになりたいと考えていました。湘南鎌倉総合病院は、ERを通年で経験できて指導体制も整っており、とにかく忙しくてブラックな病院ということで有名だった(笑)ので、初期研修するならここしかない!と思い研修先に選びました。初期研修2年間は大変でしたがとても濃い時間で、医師としての最初の2年間をここで研修して本当に良かったなと思っています。



Q3)プログラムを通して、何を学び、得ましたか?

外科の後期研修先を選ぶときも相当悩みました。入局したり他の市中病院のプログラムを選ぶこともできましたが、忙しくて大変でもたくさんの経験をできる方がいいと思い、なんでもできる憧れのかっこいい上級医たちの背中を追って当院のプログラムに入りました。3年間で7か所の病院をローテーションし、1000件を超える手術を経験させていただきました。手術手技だけでなく病棟管理や外科的手技など様々なことをたくさん学ばせていただきました。充実して毎日楽しく過ごした3年間でした。



Q4)研修期間中の忘れられない出来事を教えてください。

たくさん思い出がありすぎてどれも忘れられないです…!強いて言うなら、初めて腹腔鏡下S状結腸切除術を執刀させていただき、上級医に日頃の御礼を込めて鰻をご馳走できたことです。



Q5)今、このページを見てくださっている後輩の皆さんへコメントをお願いします!

「湘南鎌倉総合病院の外科」と聞くと忙しくて自分の時間も全く取れないようなブラックな病院というイメージが湧くと思います(笑) 数年前までは確かにそうだったかもしれませんが、働き方改革や体制の変更などもあり現在はメリハリのある研修を行えるように目指しています。徳洲会は断らない医療を実践しており、ありがたいことにたくさん患者さんがいらっしゃるので多くの経験を積むことができます。それだけでなく学会発表や論文作成などアカデミックな面も指導してくださる先生方がいらっしゃるので他施設と比較しても遜色ないと思います。 私は、若手の世代は働き方改革による労働時間の制限、専門科の細分化などで上級医たちと比較して手術件数や経験に差が出てしまうのではないかといった不安が常にあります。限られた時間の中でどう経験し外科医として成長していくかを常に考えなくてはいけない時代だと思っています。そんな中で湘南鎌倉総合病院はたくさんの経験が積めるという魅力を残しつつ、時代に合わせて変化している面もあり、後期研修先としてとてもいい環境なのではないかなと思います。気になった方は是非一度見学にいらっしゃってください。

神人 将(慈恵会医科大学卒)初期臨床研修:沖縄県立北部病院



Q1)昨今、外科医不足が深刻化していると言われています。 その中で、どうして外科医を選択したのでしょうか。

外科にしか見えない景色があると思ったからです。

Q2)湘南鎌倉総合病院の研修は厳しい…と言われていますが、それでも当院を選んだ決め手を教えてください。

外部の意見は無関係です。得られるものがあると思う場所に行けばいいと思います。

Q3)プログラムを通して、何を学び、得ましたか?

いくつかありますが特に食堂が美味しいと思います。

Q4)研修期間中の忘れられない出来事を教えてください。

数多くの患者、手術、他病院含めた職員の方々まで全てが忘れられない経験です。

Q5)今、このページを見てくださっている後輩の皆さんへコメントをお願いします!

まずは自分の目で見にきてください。

水嶋 由佳(センメルワイス大学卒)初期臨床研修:湘南藤沢徳洲会病院



Q1)昨今、外科医不足が深刻化していると言われています。 その中で、どうして外科医を選択したのでしょうか。

学生時代から外科実習が一番好きでした。初期研修開始時には小児循環器内科になり先天性心疾患の専門医になる予定でした。実際外科研修を回ってみると病棟管理、長時間オペ、慢性的な寝不足と本当に大変ではあったけれど充実感を感じ、純粋に自分の医者人生の中にオペ室のない・メスのない生活は考えられないと思ったからです。

Q2)湘南鎌倉総合病院の研修は厳しい…と言われていますが、それでも当院を選んだ決め手を教えてください。

当院外科プログラム出身の先輩外科医達は本当に何でもできてかっこよく、教育も熱心で仕事に対する姿勢を背中で見せてくれました。気が付いた時には先輩のような外科医になりたい、仲間になりたいと素直に思えたからです。また将来TMAT, JapanHeartなどの社会貢献に参加したく、その際にはある程度幅広く外科的手技を身につける必要があると考えており、当プログラムが最適と考えました。

Q3)プログラムを通して、何を学び、得ましたか?

断らない医療 どんな状況でも冷静でいられる精神力 常に向上心を忘れない心  チームワークなどここには書ききれないほど沢山あります。

Q4)研修期間中の忘れられない出来事を教えてください。

危篤状態で夜中に緊急手術となった患者さんが無事に独歩で退院する瞬間 初期研修1年目の外科ローテ中。朝4時に緊急オペに呼ばれオペ室にいったら、2人しかいなく当時の一番怖い先生からいきなり「お前腹開けるか」と開腹させてくれたことの衝撃はいまでも忘れません。



Q5)今、このページを見てくださっている後輩の皆さんへコメントをお願いします!

外科は確かに精神的、体力的にも大変な科ではあると思います。辛いことも沢山ありますがやりがいも大きいです。働き方改革も始まっていますし、当院外科プログラムには各分野の専門医が揃っておりしっかりとした教育を受けることができます。一人当たりの症例数も十分であり確実に成長できる環境も整っています。心のどこかで「本当は外科になりたいけど・・・本当に大丈夫かわからない」と不安がるよりも自分の本当にやりたいことへの一歩を踏み出してください。外科はチームでつらい時はみんなで支え合い乗り越えるものです。是非当院で一緒に切磋琢磨しながら楽しんで外科医として成長していきましょう!

坂本 有輝也(埼玉医科大学卒)初期臨床研修:湘南鎌倉総合病院



Q1)昨今、外科医不足が深刻化していると言われています。 その中で、どうして外科医を選択したのでしょうか。

よくある理由かと思いますが父、祖父と外科医であったため幼き頃からその影響もあり外科医になりたいと思っていました。 湘南鎌倉総合病院での初期研修2年間で当院の外科を計5ヶ月ローテしましたが上級医の先生の診療姿勢に感銘を受けて当プログラムを専攻するに至りました。

Q2)湘南鎌倉総合病院の研修は厳しい…と言われていますが、それでも当院を選んだ決め手を教えてください。

若いうちに苦労しておけという考えもあり当院での研修を選択しました。 外科医は早い年次からたくさんの経験が大事だとも思っているので症例数がたくさんあり比較的早期に高度な外科診療に携われることも決め手の一つです。

Q3)プログラムを通して、何を学び、得ましたか?

最初の3か月は地域診療だったので本格的に外科医として働いたのは7月からになります。 基本的な外科技術や知識などはやはり初期の時と求められるレベルも違いまだまだ未熟だなと日々痛感しています。 その中でも上級医の先生方の親身な指導もあり過酷ながらも自分の成長を楽しみながら研修できた一年でした。



Q4)研修期間中の忘れられない出来事を教えてください。

初めて腹腔鏡下での結腸切除また胃切除を執刀させてもらったことです。 自分の技術のなさを痛感しましたが早い年次でそのような手術を経験させてもらったことは非常に刺激的でした。

Q5)今、このページを見てくださっている後輩の皆さんへコメントをお願いします!

昨今外科医の成り手が少なくなりかつロボットの参入もありこの道に進むことに多くの不安を感じると思います。 それでも自分の手で患者さんの命を救うというのは手術を行う外科医の特権だとも感じます。 自分は1番下の年次ですから後輩が入ってきてくれるのが待ち遠しいです! 当院の外科では非常に優秀で指導的な上級医の先生がたくさんいます。ぜひ一緒に研修しましょう!!

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